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沢木耕太郎さんとのひととき

6月 27th, 2012 by

みなさん、『深夜特急』(新潮文庫)という小説をご存じでしょうか?
作者は沢木耕太郎さん。香港からロンドンまでバックパックで旅行した 紀行を
小説にしたもので、私も若い時に外国にあこがれ、当時わくわくしながら
読んだ記憶があります。
こちらのアトリエで学んだ生徒さんの間では周知の事実となっていますが、
その『深夜特急』の第6巻(南ヨーロッパ・ロンドン編)に松田が 実名で
登場しています。
その昔、松田がパリでステンドグラスを学んでいた時に丁度パリを訪れていた
沢木さんと道で偶然会ったことがきっかけで、その時のエピソードが 書かれています。
作品は、小説、エッセイ、ルポルタージュ等々多才で幅広く活躍されている 作家さんです。

2008年には東京の日仏会館で開催された松田のステンドグラス展に 来てくださって、
念願の(?)再会を果たせたそうですが、 今回ここフランスのアトリエにも
遊びに来てくださいました。
丁度お仕事でスペインに取材に行かれた帰りとのことでした。

せっかくですので2泊していただいて、モンタルジーの町やアトリエ近郊を
一緒に散策したり、いろいろと今進行中のお仕事のことや、文章の書き方まで
気さくに教えていただいたり、最後はバカラというトランプを使ったゲームで
盛り上がったりと、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
おまけに手料理までごちそうになってしまったのですが、昔読んだ本の作家さん
の 手料理を食べられるなんて、当時誰が想像したでしょうか。
人生何があるかわかりません。

最後はみんなで群がって、サインをいただいて、写真も一緒に撮って。。。
と何から何まで 気さくで楽しい方でした。

是非また遊びに来てください!!!

読売新聞にモンタルジーと鄧小平についての記事が掲載

3月 25th, 2012 by

先日知り合いの女性から、「読売新聞を読んでたら、モンタルジーが載ってた!」
と聞き、 早速その記事を日本から送っていただきました。
(ありがとうございました。)

今年の2月10日金曜日付の読売新聞夕刊にモンタルジーの運河沿いの並木道の写真が
大きく載っています。
冬なので木々は丸裸ですが、丁度モンタルジーにある ジロデ美術館から郵便局方面を
結ぶ道だと分かります。

記事はモンタルジーそれ自体についての記事ではなく、中国の鄧小平についてで、
彼が若いころにここモンタルジーにゆかりがあったとして(1920年代、
仏で働きながら 知識吸収を目指す中国の『勤工倹学運動』の拠点で、
鄧は北郊のゴム工場で働く 約200人の中国人留学生の一人だった~記事より抜粋~>)、
鄧小平とモンタルジーの 町の関係とそのエピソードが紹介されています。
当時まだ17才だったそうです。

モンタルジーでの生活は、鄧の一生を決定づけたそうで、モンタルジーは
中国共産党の 揺籃だったとのこと。
後の首相周恩来は留学先のパリから週末ごとにやってきて、 留学生同士、
公園で車座になり祖国の未来を語った、とあります。

なるほどー。当時鄧小平も街を巡る運河沿いを散歩したりなんかしてたんでしょうね。

それからモンタルジーで食べたクロワッサンはとてもおいしかったのだそうです。
どのお店で買ったのだろう???とつい考えてしまいましたが、 もうそのころの
お店なんて存在してないですね。
現在住んでいるため、まだ想像できませんが、いつか私もモンタルジーを懐かしく
思う日が来るのでしょうか。その時はいったい何を思い出すのでしょう。
やっぱりマドレーヌ教会のステンドグラスかな?

今年もアトリエマツダをよろしくお願いいたします。

1月 20th, 2012 by

冬休みに入り少しゆっくりとしているうちに時間がつい
経ってしまいました。
遅くなりましたが、今年もアトリエマツダをよろしくお願いいたします。
あと2012年が日本にとって穏やかな年になりますように。

さて、2010年の生徒さん(岡山のMさん。65歳)から先日お便りを
いただきました。
なんでもご自宅をリフォームされたとかで、フランスで
制作したステンドグラスを取り付けられたそうです。

2点ともこちらで制作された課題作品です。
いつも見慣れたデザインが、しっかりインテリアとしてお部屋の空間に
マッチしていて、なんだか感動してしまいました。
ステンドグラスはやはり建築物に取りついて、自然光を
浴びてその存在が発揮されるって感じでしょうか。

いや~年明け早々うれしいお便りでした。

アルザスでスタージュ-その2

10月 19th, 2011 by

アルザスの工房にて2度目のスタージュに行ってきました。
いくつかの仕事が進行して行われましたが、今回プロジェクターによる
原画拡大作業を初体験。

実寸の10分の1で描いた原画を型紙作成のため実寸に拡大するのですが、
まず壁に出来上がり寸法の外枠を描いた紙を貼り、その上にトレーシングペーパー
を貼って、そこに写し出された線を木炭でなぞります。
今はコピー機で拡大すれば問題ないのですが、昔はこのような方法も
使われていたようです。
機械自体とってもアンティークでした。

あとは特に変わった作業はなく、型紙作成やそのカット、他のステンドグラスパネル
の絵付けなどを行いました。
1点大きなステンドグラスでガラスのピース数が多く、600ピースほど
フルスピードでガラスカットしましたが、さすがに一日の終わりには
手が痛くなりました。疲れてくるとミスも出たりと、まあ毎回勉強になることが多いです。

コルマールで

10月 19th, 2011 by

アルザスでスタージュ中、休日にコルマールを訪れました。
以前この町のクリスマス市を見に来たことはあったのですが、
その時は夜でしたので全く景観が違い、こんあカラフルで
かわいらしい町だったのかとちょっとびっくりしました。

観光客で週末も人がいっぱいですが、訪れる価値のあるところで、
まるで絵の中に自分が入ったような錯覚を覚えます。
工房のパトロン曰く、アルザス地方は既に14~5世紀の時代から
家々はカラフルに色づけされていたそうです。


町のSt.Martin教会のステンドグラス。

アルザス地方は土地が肥沃で、野菜などの作物がよく育つのだとか。
お菓子天国でもあるし、郷土料理はおいしいですし、個性の強い
土地だと思いました。日本企業も結構あるようで、アルザシアンと
日本人のメンタリティーは似ているのでは?なんていう話も
しました。