ログイン
WordPress


Categories » ‘ステンドグラス’

シャペル・フジタ

5月 20th, 2014 by

こちらでは、20世紀を代表する日本人画家、藤田嗣治の手がけた
ステンドグラスを見ることができます。
内部はステンドグラスだけではなく、壁一面を埋め尽くすフレスコ画
もすばらしいです。

シャペルフジタ

昔は写真撮らせてくれたんですけど、写真撮影不可ということで、
画像をお届けすることはできませんが、素敵なステンドグラスが
入っているので、ランスを訪れたら、是非立ち寄ってみてください。

テクニックとしては、グリザイユによる線描きの後、影付けは行わず、
その後ジョンダルジョンを裏から入れてあります。
ガラスはクリアのものと、フラッシュガラスをフッ化水素で色を抜いた
ものが使われていて、影付けで汚されていない分、ステンドグラス全体
が明るく、すっきりとしたイメージです。
なので日があたると、結構光が入り過ぎるかなという感がありますが、
全体としてまとまっていて、ガラスの色、クリアの透明、ジョンダルジョンの
金色がうまく調和しているというか、こういうのもまたいいなあと
思いました。
よく見ると虫やカエル、魚その他動物などの生き物がデザインの中に
登場していて、おもしろいです。

シャガールのステンドグラスと比較すると、印象がまったく違いますが、
使われているテクニックは、どれも伝統の技法です。
何をどう使うかでいろいろなバリエーションが生まれますね。

ランス(5年ぶり)

5月 20th, 2014 by

久しぶりにランスの町を訪れました。
前回は2009年だったような。。。5年も経ったのかとびっくり。
ランスもトロワと同じくシャンパーヌ・アルデンヌ地域に属します。
目的は、大聖堂にあるマーク・シャガールのステンドグラスと
シャペルフジタの藤田嗣治のステンドグラスです。
画家によって手がけられた20世紀ステンドグラスというのが今回のテーマ。
もちろん実際にステンドグラスにするには、ステンドグラスの工房との
コラボレーションで行われたようです。

大聖堂は外壁を修復中でした。下部は洗浄されてきれいになっています。

ランス大聖堂

シャガールのステンドグラスは説明するまでもなく素晴らしいです。
シャガールの絵をステンドグラスにした工房もすごいなあと思います。
フラッシュガラスをフッ化水素で色を抜くテクニックが主に使われていて、
ほんとによくできているなあといつも感心してしまいます。
芸術と工芸のマリア―ジュといった感じでしょうか。

ランス シャガール

ランス シャガール‐2

シャガールのステンドグラスの両隣には、初めて見るステンドグラスが。
2011年にランスのノートルダム大聖堂の800年を記念して入れられた
ステンドグラスだそうです。

ランス IMI
ドイツ人のImi Knoebelというアーティストによるデザイン。
個人的には、色がどぎついなあという感想を持ちましたが。
ステンドグラスのテクニックとしては、伝統の方法を用いて、、、と
説明文にありました。
要は鉛線を使ったステンドグラスということですかね。
絵付けは施されていないと思います。

ちなみにシャガールのステンドグラスをサンドする形で両側に
入っています。
シャガールのステンドグラスとの調和は感じられないのですが、
これがフランスの感覚というか、このように同じ教会や大聖堂の中に、
バラバラな作家、デザインのものが入っています。
多様性に富んでいるといいますか、いつもおもしろいなあと感じています。

 

 

トロワにて

5月 13th, 2014 by

トロワ(Troye)という古い町を訪れました。
アトリエから100キロほど東に行ったところにあります。
プログラム開始前で少し時間もあったので、最近この町にステンドグラス美術館が
できたというので早速行ってみました。

トロワの町

トロワはシャンパンで有名な町でもあります。
中心街は古い木骨組の建物がたくさん見られます。

美術館はこちら。丁度町の真ん中ほどにあって、Cite du Vitrailといいます。
かなり小規模ですが、この地方の15~6世紀のステンドグラスが主に展示されています。
ワークショップ、セミナーのようなものも開催されているようですね。

Cite du vitrail

町の中には確か5~6つくらい教会があるのですが、15~6世紀のステンドグラス
ということで、中には赤や青、黄色というステンドグラスらしいカラフルな
ステンドグラスと、この時代に生まれたテクニックであるジョンダルジョン
(シルバーステイン)とグリザイユのみのシンプルなものもあります。
描かれている内容は旧約聖書のものが多いような気がします。

DSC_0417
ステンドグラスというと、シャルトルやブルジュのあるサントル地方に
目が行きがちですが(実はアトリエもサントル地方にあります。)、
いステンドグラスがたくさんあるんだなあ
ということが分かりました。
絵付けのテクニック的には、すでにこの時代でかなり緻密に描かれているので、
19世紀ステンドグラスの素がもうこの時代に生まれていたのだなあという
感想を持ちました。
観光局にはステンドグラスマップなるものが置いてあるので、
車でいろいろ訪れると楽しいと思います。

DSC_0430

古いガラスは発色がよく、現在生産されているものと比べるとはっとする色が多いです。
そんなのも楽しめると思います。

おまけ - シカゴの空港にて

1月 20th, 2014 by

行きの飛行機は、シカゴ経由だったのですが、乗り換え時の長い廊下に
たくさんステンドグラスが展示されていました。

R0010470
急いでいたのであまりゆっくり鑑賞できませんでしたが、
フランク・ロイド・ライト系のステンドグラスといいましょうか、
そんなのがたくさん飾ってあります。
どうもシカゴにステンドグラスの美術館があるようですね。
いつか行ってみたいですね。

R0010468

 

 

友人の通う教会にて

1月 20th, 2014 by

友人がたまにミサに参加するという近所の教会を訪れました。
ステンドグラスはカラフルでいろいろな色のアンティークガラスが
使われていて、光が差すときれいです。

オレンジカウンティにて ステンドグラス

下の写真は外側からのもの。
石とモルタルに目が慣れてしまっているので、なんだかこれも新鮮でした。
まあ日本の教会もこんな感じですもんね。
ステンドグラスは一部、外側にもう一枚ガラスを入れてちゃんとプロテクト
されている部分もありました。

外側

アメリカでのステンドグラス巡りも結構勉強になります。
また機会があれば、いろいろと発見したいです。