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Categories » ‘ステンドグラス’

今年のシャルトル大聖堂見学

9月 26th, 2012 by

短期留学プログラムを実施したこともあって、長期の生徒さんとともに
シャルトル大聖堂の見学に行ってきました。

そろそろ大聖堂正面の修復が終わっている頃だろうか、と期待して 訪れたところ、
終わっていました!

何年くらい修復していただろう?2,3年かな?
久しぶりに12世紀のステンドグラスを見ることができました。
当然ステンドグラスも修復されたので、洗浄されたのでしょう、
ガラスの色が明るくなったように思います。 特にブルーが目に入ってきます。
シャルトルブルーといいますが、 ここのステンドグラスはやはりブルーが
基調になっていますね。

ステンドグラス外側は、もう一重ガラスが加えられ、雨風から プロテクト。
12世紀のステンドグラスが状態よく残っているのは貴重ですので、
(私が知る限りでは、ルマンの大聖堂とここシャルトルくらい。)
是非見ていただきたいところです。

残念ながら!、正面は終了しているものの、今度は一番東側の奥の部分の 修復
が始まり、その辺りは立ち入ることができませんでした。
スペインのサグラダ・ファミリアまでは行かないと思いますが、 シャルトル大聖堂は
どんどんどんどん修復を進めていますので、 ノンストップといいますか、
これからもこの作業は続くと思われます。
常に修復中の一部のステンドグラスは見ることができない、という状態。
事実、10年前と比べると、中の柱や壁、天井なども綺麗になって 白っぽくなり、
聖堂内も随分と明るくなりました。

まだまだステンドグラスも修復・洗浄するべきところがいっぱいあって、
この仕事に関わってる人がうらやましいなあと、いつも思ってしまいます。
こつこつ長年同じことでも飽きないでしょうね。

H邸新ステンドグラス

7月 6th, 2012 by

以前ヘネシーのステンドグラスを取り付けたH邸に また新しく3枚の
ステンドグラスの注文をいただきました。

今回は玄関の扉に1枚、玄関とサロンを仕切っている壁に2枚、
フランスの風景をモチーフにしたステンドグラスを制作いたしました。

周りは幾何学模様で、ガラスはブルーをとのことで、こんな感じで。

ちょっと落ち着いた感じの雰囲気が出せたでしょうか。

玄関の扉にはロンデル(瓶の底のような丸いガラス)をたくさん 仕様しました。
夜は玄関の明りを点けると外からステンドグラスが 綺麗にみられると思います。

アンリ・ゲランのダル・ド・ヴェール

9月 19th, 2011 by

短期留学プログラムの教会見学として、今回はBlois(ブロワ)の近く、
Huisseau-sur-Cosson(ユイッソー・シュル・コソン)という小さな町を
訪れました。
ここの教会にHenri Guerin(アンリ・ゲラン)のダル・ド・ヴェールが
入っています。

アンリ・ゲランのダルはピースのひとつひとつが細かく、
はつりも大胆で、ガラス周りの目地よりもガラスが占める
面積が大きいです。セメントを流すのが大変そうですが、
出来上がりは従来のダルの作品よりも繊細さが出ていて、
綺麗だなと思いました。


表面のはつりの強弱が大きいので、なんというか、光が当たると
水面のようになんだか瑞々しい印象を受けます。
背景にはクリアのダルガラスを使ってあるので、すっきりとも
しています。背景部分のはつりはなし。

目地部分がとっても少ないので補強はどうやっているのかなと
疑問に思いましたが、よく確認できませんでした。

以前シャルトルのステンドグラスセンターで、アンリ・ゲランの
展覧会を見たのがきっかけなのと、知り合いのフランス人作家の方に
勧められてこの教会を知りました。

場所はブロワからも近いですし、シャンボール城(Chambord。ロワール川の
城めぐりで有名なシャトー)から目と鼻の先です。

H邸ステンドグラス

6月 23rd, 2011 by

2008年にステンドグラスを入れたH邸に今年もおじゃまさせていただいたところ、
なんとステンドグラスが新しく壁の一部に入れ替えられていました。

なかなか良い写真が今まで撮れなかったのですが、
今回は満足できる画像がお届けできます。
玄関を入ってすぐにあるので存在感も抜群でした。

ストラスブルグの町を散策

4月 1st, 2011 by

ガラス屋さんを後にして、ストラスブルグの町を観光してきました。
まずは大聖堂へ。

茶色っぽい石でできた、のっぽな大聖堂です。
昔ケルンで見た大聖堂にちょっと似ているような。
ステンドグラスは結構全面入っていて、古いなあ、というのが第一印象です。
12~13世紀のものだと思いますが、シャルトル大聖堂だと上の方に入っている
のと同じような聖人画が結構見やすい位置に入っていました。

シャルトル大聖堂にあるステンドグラスとそっくり。
目の部分にカット線が入っていて、眼鏡のようでおもしろいなと
いつも思ってしまいます。

あれ?これはなんだか顔と周囲の雰囲気がマッチしていません。
おそらく後で顔の部分だけ修復され、新しいピースが入れられたのでしょうけど、
なんか合っていませんね。
たま~にこういうものに遭遇しますが、こんなのも有りなんだなあって、
不思議な気分になってしまいます。
でもこれも修復歴史の一部として大切にされるのでしょう。

ストラスブルグといえば、最古のステンドグラスが展示されている美術館
があるとどこかで読んだ覚えがあって、そちらも見に行ってきました。
ステンドグラスの本には必ず出てきますね。『あっこれこれ!!』
大聖堂近くにあるノートルダム大聖堂美術館というところです。
1060年ころのもので、キリストの頭部ではないかと言われています。
直径25cmと小さいです。

ロンデルのステンドグラスもきれいでした。
フランス北部ってそうですが、このストラスブルグのあるアルザス地方も
普通の民家やバー、レストランなどのお店にたくさんステンドグラスが
取りついているのが見られます。
生活の一部として、ステンドグラスが身近にあるのだなという感を受けました。
オランダのアムステルダムもそうだったなあと思いつつ、
やっぱり歩いていて楽しいなと思いました。
知り合いのステンドグラス作家の方がアルザスの方ですが、
仕事は個人住宅のステンドグラスが結構多いと言ってました。
キッチンとサロンの間仕切りや、玄関の扉などへの設置依頼が
多いんだそうです。