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Archive for 2010

よいお年を

12月 29th, 2010 by

Bonnes Fêtes!! 今年も残すところあとわずかとなりました。
フランスはこの季節クリスマス、お正月と続き
活気づく頃なのですが、長い悪天候が続く中
記録的な降雪もあって、人の足が遠のいたからか
経済的にも打撃があったようです。
モンタルジーも頻繁に雪が降り、こんな冬は初めて。
イギリスは100年ぶり、フランスのイルドフランス地方は
22だか23年ぶりだかの雪の降り様だったようです。
毎日ニュースは雪の話題で始まります。

でもようやっと地面が乾きだしたかなといったところ。
先週は長期ステンドグラスプログラムが無事終了し、
アトリエもひと段落したところです。

大事に梱包。船便で来年2月終わりごろには日本に届くでしょう。

今年の9か月コースの生徒さんの自主制作作品。
郷土(岩手県)のお祭りをモチーフにしたステンドグラスです。
法被というか着物の衣装や馬具など、フラッシュガラスできれいに
表現されています。
チャグチャグ馬コというお祭りだそうです。
日本っていいなあ、としみじみ。。。

このパネルを作った生徒さんは、ビザがもう少し残っていることもあり、
あと2か月フランスに滞在し、南仏はアヴィニョン近郊にあるステンドグラスの
工房でスタージュ(見習いで働く)を受けることになっています。
本場のアトリエでまだまだいろいろと吸収できることでしょうね。
頑張ってください!

ということで、皆様もよい年末年始をお過ごしください。
来年もアトリエマツダをよろしくお願いいたします。

紅葉とワイン

11月 29th, 2010 by

気が付くと、もうすぐ12月。ほんと早いですね。
先日はボジョレーヌーヴォーが解禁されて、早速みんなで乾杯。
毎年しっかり味わっています。なぜかこの季節、おいしいものが食べたくなるのは
私だけでしょうか?

アトリエの庭も紅葉で色づいていました。
晴れると色鮮やかです。
ステンドグラスのデザインにいつか。

しかし、実は今はすっかり冬の入り口。今ヨーロッパは寒波がやってきていて、
雪景色となっております。
結構長くフランスに住みましたが、このあたりでこんな季節に雪が積もるなんて
初めてです。そもそもあまり雪って積もったことないのに。
暦の上ではまだ秋なのに。。。と天気予報でも言われておりました。

シルバーステインとアンティークガラス

11月 12th, 2010 by

先日ステンドグラス用のアンティークガラスを生産している
サンゴバン社からメールがありました。
添付されている資料を開くと、Debitus社のシルバーステイン
(フランス語でジョンダルジョン)のアンティークガラスへの
のり具合のリストでした。
要はサンゴバン社のアンティークガラスであるSTD全種類に
シルバーステインをのせてテスト焼成した結果のお知らせです。
ガラスには様々な色がありますが、そのコンポジッションによって、
シルバーステインがきれいに発色するガラスとそうでないガラスが
あるのです。
なので、ステンドグラス制作時にシルバーステインを盛り込みたい時は、
ガラスを選ぶ時にちゃんとシルバーステインがのるガラスを選ぶ
必要があります。

過去にも何度かお知らせをもらっているので、ああいつものリスト
かなと思いきや、よく見るといつもと結果の表し方が異なっていました。
以前と違って、発色の状態を細かく段階分けしてたりなんかして。
気になったので、よーく見てみると、なんと青などのフラッシュガラス
にはシルバーステインがのらない、という記号が付いていました。

「ありえない。。。」
自主制作はまあいいとしても、既存のステンドグラスの修復とかで
絶対必要な時があるんじゃないの?!

うそーと思って、よーくメール内容を見てみたら、2007年からだか、
環境保護とかの目的で、ガラスのコンポジッションが変わったとあり、
おそらくそれが原因かと思われます。
以前は絶対にのるものとして当たり前だったのですが。
クリエーションより環境保護の方が大事ってことで。。(涙

といっても実験はDebitus社のシルバーステインを用いた結果ですので
他社のもので試してみてもよいですね。
まあサンゴバン社以外にもフラッシュガラスはありますし。

でもあのブルーのガラスにシルバーステインがのらないなんて。。。
ちょっと残念です。
Debitus社に新しい製品開発をお願いしたいところですね!!

ステンドグラス短期留学プログラムを終えて

10月 12th, 2010 by

9月にステンドグラス短期留学プログラム、絵付け8日間コースを
実施いたしました。
私事ですが、自分の中ではちょっと記念?となった短期プログラムでした。
というのも、12年前(1998年)に同じ短期プログラムに参加された
方がまたやって来てくださったのです。
思いがけない再会にびっくり。そして12年ぶりということで
その月日の長さを考えると感慨深いものがありました。
えっ!?ということは私のフランス生活もそのくらい?、などと
今さらながら自分でも驚いてみたりして。

今回は計4名の参加。
3名の方は従来通り、13世紀のステンドグラスの模写で
絵付けにチャレンジしていただき、12年ぶりに再度参加された方には、
フッ化水素でフラッシュガラスの色を抜く技法にチャレンジしてもらいました。

シャルトル大聖堂見学で。
西側の外壁や12世紀ステンドグラスはまだ全面修復中でした。

完成作品。

下の写真はフッ化水素での腐食を施したステンドグラス。
段階的にフラッシュガラスの色側の方を抜いて、ブルーの色と
もう少し薄いブルーの2色を出してみました。
そこに線描きによるグリザイユ絵付け。

みなさん楽しい方たちばかりで、わいわいとした研修となりました。
またいつかフランスでお会いできるといいですね!

帰国後の生徒さんより

9月 15th, 2010 by

先日、昨年末にこちらの長期ステンドグラスプログラム9か月コースを
修了した生徒さんからお便りをいただきました。
何やら早速自宅に仕事場を作り、個人住宅にステンドグラスを入れた、
とのことで、写真も送ってくれました。

ロゾンジュのパターンにグリザイユ絵付けですね。
こうやって住宅に入ると素敵だと思います。

帰国後は、こうやってひとつひとつ小さな仕事でも
積み重ねて行くことが大切だと思います。
取りついてやっと学ぶことがあるといいますか、
やっぱり経験って必要ですもんね。

何やら次の注文も予定されているとか。
ご活躍応援しております!