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Archive for 6月, 2012

沢木耕太郎さんとのひととき

6月 27th, 2012 by

みなさん、『深夜特急』(新潮文庫)という小説をご存じでしょうか?
作者は沢木耕太郎さん。香港からロンドンまでバックパックで旅行した 紀行を
小説にしたもので、私も若い時に外国にあこがれ、当時わくわくしながら
読んだ記憶があります。
こちらのアトリエで学んだ生徒さんの間では周知の事実となっていますが、
その『深夜特急』の第6巻(南ヨーロッパ・ロンドン編)に松田が 実名で
登場しています。
その昔、松田がパリでステンドグラスを学んでいた時に丁度パリを訪れていた
沢木さんと道で偶然会ったことがきっかけで、その時のエピソードが 書かれています。
作品は、小説、エッセイ、ルポルタージュ等々多才で幅広く活躍されている 作家さんです。

2008年には東京の日仏会館で開催された松田のステンドグラス展に 来てくださって、
念願の(?)再会を果たせたそうですが、 今回ここフランスのアトリエにも
遊びに来てくださいました。
丁度お仕事でスペインに取材に行かれた帰りとのことでした。

せっかくですので2泊していただいて、モンタルジーの町やアトリエ近郊を
一緒に散策したり、いろいろと今進行中のお仕事のことや、文章の書き方まで
気さくに教えていただいたり、最後はバカラというトランプを使ったゲームで
盛り上がったりと、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
おまけに手料理までごちそうになってしまったのですが、昔読んだ本の作家さん
の 手料理を食べられるなんて、当時誰が想像したでしょうか。
人生何があるかわかりません。

最後はみんなで群がって、サインをいただいて、写真も一緒に撮って。。。
と何から何まで 気さくで楽しい方でした。

是非また遊びに来てください!!!

サンゴバン社のガラス工場見学へ

6月 6th, 2012 by

イベント続きの今日このごろ。
久しぶりにサンゴバン社のガラス工場をみんなで見学に行ってきました。
行きは一日雨。翌日の見学日はまあまあ晴れ。
ガラスを吹く従業員の方たちは、朝6時~10時までの4時間の お仕事のため、
朝8時半のランデヴー。
着くともうひと団体、見学に訪れている人たちがいました。

今回は初めてバリオレのガラスを作っているところを見ることができました。
バリオレ(Barioles)は、それだけで絵になるガラスといいますか、
いろいろな色や模様のついた板ガラスです。
特に日本への輸出が多いそう。
日本ではアンティークストリーキーと呼ばれているものです。

バリオレは、ガラスの球を取っては、その上にエナメルの破片をまぶし、
また炉に入れて、という工程を何度か繰り返して整形していきます。
それを最終的にシリンダー型にします。
もう一か所の炉では、修復用のアンティークガラス(無色透明)を 作って
いましたが、そちらの方はできあがったシリンダーが大きく 最終的には
1㎡の板ガラスになるとのことでしたが、 こちらバリオレのガラスは
ちょっとそれよりは小ぶりでした。
エナメルの破片をまぶすことによって、ガラスの張力が高くなってしまう らしいので、
あまり大きめなものは作れないようです。

今回作っていたバリオレは、表面に波のような曲線の筋が入ったテクスチャーで、
これは、遠心力でシリンダー型にする際に、途中ガラスを鉄のお椀のようなもの
の 中にころがせて、そういった波線を付けていました。
Griffer(爪で引っかくという意)という言葉を使っていました。

今回の見学では、従業員の機嫌がよく(?)、見えにくいところは カバーを
外して見せてくれたり、終始楽しい感じで見学させてもらえました。
何度見ても、ガラスを吹いている従業員の姿にはしびれます?!

一人前に仕事ができるようになるまでは、2年ほど修業を積むのだとか。
これを学べる学校はないので、この現場で修業するのだそうです。
今まで女性の工員はいないそう。 シリンダーは12キロほどあるそうなんで、
ちょっと女性には無理なのでしょうね。 だいたい一日に吹くシリンダーの数は、
全部で90個くらいだそうです。

帰りはいつものように、近所にある湖とダムを身に行きました。
ダムは放水中でなかなかの見応え。
このあたりは、なだらかな起伏があって、景色のとてもいいところなのです。

ダル・ド・ヴェール講習

6月 6th, 2012 by

長期プログラムを受講中の生徒さんにダル・ド・ヴェールの授業を行いました。
今回はガラスをサンゴバンで購入。 イタリアの会社もあるのですが、
サンゴバンのガラスの方が扱いやすい という噂があります。
といっても、ある程度腕が上達しないと その辺りはよくわからないかもしれません。

ダルガラスのカットはほんと難しい。 でも今年の生徒さんは結構筋が良く、
ガラスを整形している姿も なかなか様になっていたような。
いくつか作品をこなすと、もっと上達するでしょう。

目地はエポキシ樹脂と砂を使っていますが、この季節、一晩で かちんこちんに
固まります。 エポキシ樹脂はこちらですとホームセンター(といってもちょっと
プロ向けですが) に行けばすぐ手に入ります。
そこで手に入らない場合は、ネット上で船のメンテナンスグッズなどを扱うサイト
なんかで 手に入ったりします。
フランスは日本よりも物を手に入れるのが困難だなあと 感じることが多かった
のですが、最近はネットでまあまあなんでも 手に入るようになって便利です。

以下は出来上がり作品です。

↑ Sさん:ポピーの花のモチーフ

↑ Iさん:魚のモチーフ

↑ Fさん:蝶と花のモチーフ

ブルジュ-サンテティエンヌ大聖堂の見学へ

6月 6th, 2012 by

ブルジュの大聖堂を見学に行きました。
しかし、デジカメを忘れてしまい、写真を撮れず。。。
なので生徒さんにカメラを借りて一枚写すことができました。

たまにはカメラがないのもいいもので、じっくりブルジュの ステンドグラスの赤を
十分に堪能できました。 大聖堂は一部外壁などが修復されていたようですが、
ステンドグラスは全く問題なく見ることができます。

シャルトルは9月に見学を予定していますが、そのころには 長く修復中だっ
た12世紀のステンドグラスが見られたらいいな。